会社員からWEBライターへ

幼い頃から本を読んだりモノを作ったりする事が好きで、高校を卒業してから数年間、印刷会社でお世話になっていました。主に印刷物の加工前チェックを担当していたのですが、完成された原稿などを目にしているうちに、原稿を書く側の仕事もやってみたいと思い、上司とも相談した上で転職を決意しました。

 

求人サイトなどで見かける出版系の職種は、応募条件を「大卒以上」としている企業が多いです。また、「学歴不問」となっている企業でも、その場合は一般常識と学力レベルを試す筆記試験や、数回にわたる面接が用意されており、応募してもなかなか通らない状態が数か月続きました。学歴が低く、資格もキャリアもなく、即戦力に成り得ない人材は必要ないのでしょう。中途入社の場合は特に、敷居の高さはどの職種でも変わらないと思います。

 

そんな毎日の中で、ネットで求人情報を眺めていた折、たまたまWEBライターを募集する広告を見かけました。当時WEBライターという職種を知らなかったため調べてみたところ、大変興味深い仕事である事が分かりました。自分の書いた文章が世に発信され、ダイレクトに反応が返って来る。さらにフリーランスであれば、自宅で自分の好きな時間に好きなだけ文章を書く事ができる。一人で黙々と作業する事が好きな私には天職であると、今でも思っています。

 

フリーの在宅ライターになるのには、学歴も特別な資格も必要ありません。思い立ったその日に始められます。ただ、初めてすぐに十分な仕事がもらえるわけではないので、まずは小さな仕事を積み重ねてWEBライターとしてのキャリアや実績を作るのが良いでしょう。自分を売り込むという意味では、様々な企業に履歴書を送ったり、試験や面接を受けに行ったりする作業と同じです。最初のうちは収入がほぼゼロに等しいので、その時期が最も苦しかったように思います。

 

誰でもできる仕事だからこその厳しさもありますが、自分の手で全てを一から積み上げていく面白さも、この仕事ならではです。求職中の期間も含めて、貴重な経験ができました。